小学生の75分授業
この4月から小学生の授業時間をこれまでの1コマ60分から75分に増やしました。集中力が続くかな?と不安もありましたが、全く問題なくできています。60分ですと、授業の中で学校の宿題をやったあとに、塾の教材をやると、時間がきておしまいになってしまっていましたが、15分のばすことで、いろんなことができるという感覚です。
例えば、今日の授業では、学校から宿題で出された算数プリント(文字を使った式)をやったあとに、塾の教材で、学校の進度の少し先をやり、さらに、次の単元である分数のかけ算をICT教材でやり、さらに、最後の10分で「武田信玄」を先週の続きを読書することができました。
同じ内容を続けると子どもたちは飽きるし、集中力も続かないでしょうが、内容を変えることで、75分でも休みをとることなく学習できています。子どもたちの適用力には素晴らしいものがあります。また、今日は、どこの単元をやりたいかを子どもに聞きました。自分でここをやりたいと言ったところをするのも集中力を持続するのには効果があります。
たった15分、されど15分。
たった〇〇、されど〇〇。
これは、何かに取り組んでいく際に、小さな積み重ねが最後には大きな成果となることにつながる真理だと思います。少し大げさに言っているかもしれませんが、あと15分、あと1ページ、あと1問、長く続けることが、「されど〇〇」となって大きな収穫となるように、日々心掛けていきたいと思います。