今日は公立高校の入試
今日は公立高校の入試です。今年、サイプレス学習塾の中3生は、去年に続き全員が公立高校志望です。すでに推薦入試で合格した生徒がいますので(市立尼崎、市立伊丹)、今日は学力試験で勝負を決めようとする生徒が受験しています。昨日、その生徒から、LINEで「明日は受かってきます。」とメッセージをもらいました。決意をもって、今日に臨んでいますが、試験は出来たのかなと、気になります。
さて、ようやく入試が終わり、思うことがあります。学習塾ですので、もちろん、生徒が成績を上げること、入試に合格することは大切です。結果に責任をもつということですね。ただ、4年間、学習塾をやってきて思うこと、それは、テストの点数、入試結果にのみ焦点をあてていると、本当に大切なことを見失ってしまうということです。より大切なものとは、長い目で見た時に、生徒の人生のプラスになるものです。学習塾ですので、勉強を教えていればいいというのではだめで、それは生徒の人生に責任をもっていないことになります。では、大切なこととは、具体的に何か。
例えば、生徒が志望校を考える時には、高校生活のこと、高等教育のこと、社会に出てからのことをこちらから情報提供しながら、一緒に考えることだと思います。また、成績が低い生徒には、低い原因を仮説だてした上で、問題演習の時、知識を生徒に教える時に、生徒にしっかり考えてもらうことです。頭を使って理解する、どう解いたらいいか考える、これまでに勉強した知識を頭の中から引っ張り出す、その知識を使ってみることです。考えることこそ、大人になってからも大切なことですから。