便利になった英語学習
私が中・高校生の頃、英語学習は英語教材を自分で読んで理解し、ひたすら音読して英語の文章に慣れていこうとしていたように記憶しています。学校のテストや入試は、文法と読解、作文で、リスニングはなかった時代です。外国人の先生はもちろんいませんでした。大学4回生の時に、就職活動のためと思い、英会話学校に通いましたが、講師の先生は日本人でした。先生に、「先生の英語は大阪弁が混じっていますよね。」などと冗談を言っていたのを覚えています。普段、ネイティブの英語を聴く機会といえば、テレビではセサミストリートやアメリカ映画、あとは洋楽くらいのものでした。洋楽からはいくつかの単語やフレーズを覚えることもありましたが、その数はたかがしれていたと思います。
それに対して、今は、英語を学ぶには、便利な時代になりました。学校の教科書や塾で使っている教材には、必ず、ネイティブの音声が付録でついています。ちょっと前までは、CDでしたが、今では、QRコードで読み取ってアクセスするのが主流です。スマホを使ってどこでもいつでも利用できます。また、Youtubeには無料で視聴できるコンテンツが無数にあります。当塾でも、紙の教材ばかりだと生徒の集中力が続かなくなってきますので、リスニングやディクテーションができるコンテンツを挟んでいます。また、英検リスニング対策として、Youtubeのコンテンツを使っています。