リモート授業 開始しています
教室での授業は一部自粛継続中ですが、先週からネット授業を開始しています。教材のページをパソコン画面に映し、オンタイム(ライブ)で、生徒のスマホとZoomで結んで個別指導をしています。対象は中学生、高校生です。60分と時間を区切っていることがよいのか、普段教室でやっていたときよりも学習効率は各段に上がっています。
緊急事態措置解除後のことをアフターコロナ、ウィズコロナ、ニューノーマルなどとさまざま表現されていますが、共通しているのは、生活スタイル、社会システムの変化です。教育のあり方、学習塾のあり方も変わらないといけません。どう変わるのか? まだわかりませんが、5Gや家庭内でデバイスが普及していくことは確実です。そうなると、ネット授業がメインストリームになるかもしれません。
とは言え、クラス全員を同時にネットで授業している先生によると、生徒の反応が分からない、生徒の手元を見れないので理解度が把握できない、さぼっていても見つけにくいといった難しさがあるとのことです。
全員に同じ知識を教えることは、ネット授業には向いていないのかもしれません。授業も個別化が必要かもしれません。ひとり一人が主体的に学んでいく行動を支援するといった、教えるから学びの支援へのシフトチェンジが必要になってくるでしょう。生徒からすると、教えられることだけを身につけるのではなく、教師からヒントや助言をもらって、自分で知識を広げていくことがこれからの流れになっていくということです。