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お子さんに読ませたい本はありますか

この春4月に開校しましたサイプレス学習塾@尼崎、代表の土井です。学習や教育、子育てについて、普段、感じていること、考えていることを書いていきます。お付き合いいただければ嬉しい限りです。

第1回目のタイトルは「お子さんに読ませたい本はありますか」。と、タイトルを決めてから、「これは難しい」と、後悔し始めています。でも、何とか、筆を進めます。

 

読ませたい本とは、多分に、自分が感動を受けた本なのだろうと思います。私が読んだ本で、今でも記憶に残っているものとして3つほどあります。最初に1冊読み切ったと記憶しているのは、フランスのSF小説家ジュール・ヴェルヌが書いた「15少年漂流記」、「80日間世界一周」、「海底2万マイル」などの冒険小説だったと思います。小学生の私はワクワクして読んでいいました。2つ目は、海外文学で、中でも「狭き門」、「ジェーン・エア」は、何とも言えない感情を経験した初めての本でした。今までになかった感情経験でした。思春期ならではのことだったかもしれません。3つ目は、推理小説。夜布団に入ってからの楽しみで、枕元の明かり1つ点けて遅くまで読んでいました。もう寝よう、寝ようと思っても、次の展開が知りたくて、止まらず、トイレに行こうと部屋を出ると真っ暗で、廊下が怖く感じた記憶があります。

 

本から、その後の人生に影響を受けた部分は大きかったように思います。ただ、読書って何だったんだろうと考えると、すごく、個人的な体験だったことにも気づきます。小中学生の私が、それらの本をなぜ読むことになったのか。きっかけは、分かりません。誰かが勧めてくれたのか、図書館や書店でたまたま見つけたのか、覚えていないんです。

10歳を過ぎるころから、子どもは思春期の入り口を迎えると言います。身体的な変化だけでなく、自我や自意識が生まれ始めます。子ども心にも、今までとは違う気持ちや感情が出てくる、自分でもよくわからない感情、何かを見つけようとしている、親以外のモデルを探そうとする、そんな発達段階なのだろうと思います。その時の気持ちや感情は、子どもであっても、一人ひとり違うはずです。環境や生育過程、生来の気質などが違うはずですから。その例として、私のある知人は、小学生の頃、「人は必ず死ぬ」ことが頭から離れなかったそうです。「自分もいつかは死ぬことが怖くて、いろんな悪いこともやってしまった。」と言われていました。

 

子どもに読ませたい本は、親や教師、他人が、「これが良い」といって与えるよりも、子どもが自分で選ぶものかもしれません。選ぶというよりも、「出会い」かもしれません。親としてできることは、出会いのきっかけ作りではないでしょうか。

当塾には、小中学生の教科指導のほかに、「読書」の講座があり、小学生が複数名、受講されています。読書を始めた生徒さんばかりですので、話しの展開が面白いシリーズのストーリーものから読み始めています。今まで本をほとんど読まなかったと親御さんからお聞きしていたのですが、60分間集中して読書をする姿を見ていると、「本の力」というものをあらためて感じます。読み終わった後に、「面白かった」と言ってくれると、本との良い出会いがあったんだと嬉しく思います。

 

〇4月・5月に読んだ本

・「かいぞくポケットシリーズ」 あかね書房 1巻~5巻

・「あらしのよるに」 講談社 1巻~3巻

・「若おかみは小学生!」 講談社 1巻~4巻

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