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十三駅そば

先日、ラジオを聴いていたら、「十三駅そば」のことが話題になっていた。

神戸線と宝塚線のホームにある「阪急そば」のことです。

あるリスナーさんからのお便りで、昔、学生の頃、当時お付き合いされていた女性とのデートで、

何度も阪急そばに行き、その女性は、毎回、「おいしいね」と、嬉しそうに言ってくれたそうです。

そしてその後、お二人は結婚されて、今も時々昔を思い出しながらお二人で「十三駅そば」を

食べに行っているとのことでした。

 

いいご夫婦だなあと思うとともに、私がこれまでの人生で「おいしい」と思った料理って何だろう?

と考えてみました。

まず思い出したのは、十数年前、家族4人で京都に行った時のこと、着いたのが遅く、

閉店していたお店が多かったのですが、ちょうど空いていた京阪三条駅前の大衆食堂で

食べた丼(どんぶり)とお汁です。

出汁が最高に美味しく、大衆食堂なのに「さすが京都」と感じ、

家内に何度も「おいしいね」と言ったのを覚えています。

 

次に思い出したのは、転勤で仙台にいた頃、そこで家内と出会うのですが、

仕事が終わってから二人でよく食べに行っていた中華の大衆食堂の料理です。

何を食べたか覚えてはいないのですが、仕事が終わって、ほっとした瞬間、

家内と二人で「やっぱりここはおいしいね」と言って食べていたことを覚えています。

 

その次は、高校時代の部活が終わってから、家に帰る前、

部活友だちとほぼ毎日通っていたうどん屋さんです。

1ぱい130円のかけうどんが部活で疲れた高校生の空腹を十二分に満たしてくれました。

みんなで「やっぱりここのうどんは最高やな」と毎回、言っていたことを覚えています。

 

これが私のおいしいものトップ3です。

そして、このトップ3からどんな意味合いがあるのだろうかと、考えてみました。

〇好きな人、仲が良い人と一緒に食べる料理はおいしい。

〇おいしさの感度と料理の値段に相関関係はない。

〇「おいしいね」と口から発する言葉はその後も記憶に残る。

〇”夜遅くちょうど開いていた京都の食堂”、

”1日の仕事が終わってから家内と食べる中華”

”部活帰りに友だちと食べるうどん”

といったようにおいしさを高めてくれそうなシチュエーションがある。

 

ここで、敢えて「意味合い」を考えてみたのは、感動したこと体験したことを言語化することの大切さを

知ってもらいたいと思ったからです。

言語化するには、事象を分析して考える必要があります。

「なぜおいしかったのだろう」という問いを立てることから始まります。

 

「言葉にできるは武器になる。」という本の中で、人はことばで考える、と言ったのは、

電通のコピーライター梅田悟司さんです。

考えるためには、「ことば」が必要ということを言っています。

 

「やばい」ということばは、若者だけでなく、子ども、大人も使うようになっています。

「やばい」には、肯定を大げさに言ったり、時には肯定、否定を交ぜていう便利なことばです。

例えば、「すごく怖いのに、すごく面白い」とか。

しかし、便利ゆえに「やばい!」とだけ言って、そのあと考えないでいると、

体験しとたことが単に「やばい」という記憶に片付けられてしまう。

それでは、体験が深まらない。

 

体験を深めることは人生を豊かにすることだと私は考えています。

そのためには、言語、ことばの大切さをあらためて思います。

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